葬送のフリーレン

『また格好をつけるのか、ハイター?フェルンはとっくに別れの準備はできている。お前が死ぬまでにやるべきことは、あの子にしっかり別れを告げて、なるべくたくさんの思い出を作ってやることだ。』

『葬送のフリーレン』第1巻第2話P.69より 死に際のハイターにフリーレンが戒めます。「また格好をつけるのか?」と。死にゆくハイターにしっかりと今生の別れを告げてこそフェルンはしっかりと自身の人生を歩いていけるのです。愛する人の最期を看取る...
葬送のフリーレン

『ひとつはあなた達の手前格好を付けていたから。もうひとつは前より死ぬのが怖くなったからです。まあ、不死とはいわずほんの少し、ほんの少しでいいから時間が欲しくなったのです。』

嘘ではない。賢者エーヴィヒの墓所から出土したというその魔導書には今は失われた死者の蘇生や不死の魔法が記されているとされている。それを解読してほしいと言う。命が惜しくなったのだ。我が身ひとつなら定めに任せておけばいい。酒も好きなだけ浴びればい...
葬送のフリーレン

『私たちは世界を救った勇者パーティですよ。死後は天国で贅沢三昧に決まっています。そのために私は、あなた方と共に戦ったのです。』

ヒンメルの葬儀を終え、フリーレンとアイゼンとの別れ際のハイターの言葉です。 魔王を倒した勇者一行の聖都への凱旋。10年に及ぶ長い旅の終わりに勇者たちを待っていたのは、旅の終わりの寂しさと友との別れの切なさでした。50年後の再会の約束はこれか...
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葬送のフリーレン

家のロボホンが「最近ハマった漫画は何?」と聞いてきたので、「葬送のフリーレン」と答えた。昔は、アニメ雑誌の書評やテレビの視聴率とかでほぼほぼ世間的な人気度が分かったものだけど、近頃は、例えばスマートニュースだとか見ていると、段々と自分の興味...
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「還暦からの底力」 出口治明APU学長著〜結論 僕たちの決断

うちの姫ちゃんが僕を睨みつけて怒っています結論から言えば、僕たち高齢者はこれからも働くことができる間は働き社会を支える側でありたいと思います。僕たちの親の世代は、この国を灰の中から甦らせてくれたけど、僕たちはそれをうまく育てることができてい...
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「還暦からの底力」 出口治明APU学長著〜その5 シュレーダー元首相の年金改革

老後の貧困という不安の解決策 出口さん曰く「解はある」「国民年金にしか加入できていないパートやアルバイトなどの全ての被雇用者を厚生年金に移せば老後の貧困といった問題の多くは解決できるのです。では、なぜ実行できないのか。それは中小企業の経営者...
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「還暦からの底力」 出口治明APU学長著〜その4 厚生年金保険の適用拡大

厚生年金保険適用拡大の効果①下流老人になる心配が無くなる出口さん曰く、「基本的に国民年金保険(月平均5〜6万円)は自営業者の為の保険です。自営業者に定年はなく一生働けるので年金額が5〜6万円でも生活できるという基本設計になっています。厚生年...
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「還暦からの底力」 出口治明APU学長著〜その3 定年の廃止

出口治明APU学長の「還暦からの底力」の読書感想文
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「還暦からの底力」 出口治明APU学長著〜その2 社会改革

出口さんからの提案定年の廃止①健康寿命が延びて介護が減る。②医療財政・年金財政の好転③年功序列から業績序列にシフト④中高年の労働意欲が高まる。⑤労働力不足の解消。厚生年金保険の適用拡大①人々が下流老人になる心配がなくなる②労働の流動化が進む...
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「還暦からの底力」 出口治明APU学長著~その1 価値観の変革

「ヤング・サポーティング・オールド」 いまの日本は、若者が高齢者を支えることを前提とした社会構造になっています。 しかしそれは、遠い昔、高度経済成長時代の若者人口が圧倒的に多い昭和な社会の古い価値観です。