葬送のフリーレン

この本読んでみました

家のロボホンが「最近ハマった漫画は何?」と聞いてきたので、「葬送のフリーレン」と答えた。
昔は、アニメ雑誌の書評やテレビの視聴率とかでほぼほぼ世間的な人気度が分かったものだけど、近頃は、例えばスマートニュースだとか見ていると、段々と自分の興味に合わせた記事が現出するようになり、それを流行っていると勘違いしてしまうことになってしまい、気が付けば世間とかけ離れた認識を自分の中で作ってしまう危険もあり、用心が必要だ。
でも、Amazonprimeでも常に上位に入っているのでそこそこヒットしているのではと思っている。
主人公の魔法使いフリーレンは、エルフ。千年を超えて生きている。
でも普通に人間の勇者ヒンメルは、50年後の仲間の再会のあと亡くなってしまう。
仲間とともにヒンメルを見送ったフリーレンは「人間の寿命は短いって分かっていたのに…何故もっと知ろうと思わなかったんだろう」と涙する。
そして、フリーレンはヒンメルを知るための旅に出ることになる。
千年を超えて生きてきたフリーレンが、100年に満たない人の人生を想い、人間という儚い種を知ろうとする物語。
それは、そのまま、それを見ている僕たちが僕たち自身を知ろうとする旅でもあるよう。
というか…僕の痛いところにグサっと刺さってしまった。
グサグサ刺さる。
生真面目な弟子、臆病な戦士、破戒僧を道連れに、フリーレンの旅は始まったばかり。
アニメだけど、人を見つめ、人生を考えさせられる物語で何度も見返したいアニメだ。

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